あらたな試みとしまして、アロマテラピーを導入いたしました。フランスでは医療現場に医療としてアロマテラピーが導入されているそうです。胡散臭いものではなく薬剤師さんによって調合、ブレンドされたレシピにより、鎮静効果、抗ウイルス効果など化学的に有用されているそうです。
歯科医院での治療といいますと、皆さんかなり緊張され、受診したくない診療のひとつかと思われます。そこでアロマ効果により鎮静作用が期待でき、少しでも快適にお過ごしできればと以前から考えておりました。しかしどのアロマテラピーを選択すればよいか判らず悩んでおりましたが、先日に日仏フィット・アロマテラピー協会のインストラクターをされている方と偶然出会うことができました。相談させていただきましたところ、いろいろな有益な情報が得られ、早速導入させていただくこととしました。
当院では歯科治療、分娩室などでよく使われているリラックスブレンドレシピを、とくに緊張感の強い女性の方に適応させていただいています。診察台にお座りいただいてから、コットンに滴下したアロマブレンド製油を胸元に置かせていただきアロマでリラックスいただいています。幸いにも多くの方に好評をいただき、ありがたく思います。
トップノートにマンダリン果皮、ベルガモット、ビターオレンジ葉、ミドルノートにリラックス作用の高いネロ、ローマンカモマイル、ラベンダーアングスティフォリア、マジョラム、イランイラン、ベースノートにはサンダルウッド、ミルラをブレンドしています。
また黄砂やスギ花粉の飛び交うこの季節、待合室、診察室全体にはユーカリラジアタ、ラヴィンサラ、ペパーミント、ティートリーをブレンドした花粉症予防ブレンドをディフューザーで拡散させています。私も花粉症とともに40年生活しておりますが、とくにラヴィンサラによる粘膜収斂作用により、鼻腔の通りの改善が実感されました。これからも季節応じたレシピを選択し、皆さんの健康の補助になればと考えています。 ぜひリクエストや香りについてご要望ご意見あれば聞かせていただければと思います。
日本では残念ながらアロマテラピーは雑貨扱いだそうです。
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